出雲行ってきたよ

令和になってすぐのこと、友達と出雲の方に旅行へ行ってきました!
さすが、10連休のど真ん中というだけあって、観光客めっちゃいました。まあ私もその一人だったわけですが。

そこそこ写真を撮ってきたんだけど、結構多くて全部載せるとゴチャってなりそうだったから、今回はいくつかピックアップして 掲載しますよ!
なお、写真に顔が写り込んじゃってるやつは隠すための加工を施してます。そのせいで不恰好になっちゃうかもだけど、許してください。

じゃ、行きます


松江城

写真にも写ってる通り、国宝の松江城です。
天守の中を見学できるんだけど、観光の人たちでいっぱいで、待機列ができていましたね。。。まあ覚悟はしてたから、 待機列に入りましたけど。

天守の中は、構造の説明や城主に関係する書簡とか、色々展示してあって興味深かったです。一番興味を持ったのは、 松江城を国宝足らしめたと言っても良い「祈祷札」についての説明でした。
私はそれまでちっとも知らなかったのですが、この祈祷札が見つかって松江城の完成時期が明確になったことが 国宝指定の決め手になったとのこと。祈祷札には「慶長16年」すなわち1611年とあるので、つまりその頃には完成していたことになりますね。
いや〜、これはすごいですね。

そんな感じで、天守の中の結構急な階段を最上階まで登りまして、風景を一望してきました。これが百万ドルの景色ってやつですかね。(違う、そうじゃない)

出雲大社

今回の旅行のメインといっても良い、出雲大社です。言わずもがな、人多かったです。そりゃ出雲のメインだもんね。仕方ないね

レンタカーを借りて向かったんですけど、駐車待ち大渋滞でした。ええ、それはもうとっても長い待機列でしたよ。
駐車場、どこもかしこも空いてなくて、私たちが行った時は1時間くらい待ってようやく駐められました。それまでずっと車内で アニソン聴いてましたね。我が友はみんなそういう仲なので、そういう曲を聴きながらそういう話をして時間潰し。これが意外と 保つんだからオタク友達って素敵。。。

お社を通って本殿のほうへ行き、お参りしてきました。大国主命をお祀りする出雲大社は、 言わずと知れた縁結びの大社なので、それっぽいことをお願いしてきました。
お参りした後は、神楽殿のほうへ向かって、大しめ縄を拝んで来ました。印象としては「めちゃめちゃ太い」です。 なんで太いのか理由はともかくとして、せっかくなんで写真におさめて来ました。こんなん、地元では 絶対に拝めないので。

余談ですが、せっかく出雲大社に行くということで、神話について色々知りました。出雲大社でいうと、「国譲り」 のお話が一番関係あるものだと思います。大国主命が天照大神に出雲の国をお譲りするあれです。この神話を聞いて行くと、 なぜ出雲大社が「縁結び」の大社なのかもわかるようですが、ここでは割愛。

最後に、おみくじ引いてみました。中身の写真は撮り忘れちゃったのですが、書いてあったことを要約すると

「前もって準備してもうまく行かない一年になるぜ!」

とのこと。個人的に準備はきっちりしたい派なので、こう言われちゃうと「今年はもうダメなのでは??」と思わざるを得ないですね。 ちょっとショックでした。。。
あ、でも「結婚」っていう欄には「良い」と書いてあったです!あ、でも周りに女性なんていないし自分キモオタだし、関係ないか!!


稲佐の浜

出雲大社から歩いてでもいけるところということで、行って来ました。といっても20分くらいは歩いたし、 その日は快晴だったからだいぶ汗かいちゃったけど。

海辺についてすぐに、社をてっぺんにつけた岩を見つけました。調べると写真とかですぐ出てくるアレですね。 もちろん写真にもおさめてきました。

稲佐の浜も「国譲り」の話と関係があるようです。天照大神が国譲りに祭して武甕雷を使いに出したとき、 大国主命がそれに応じてお話し合いをした場所と言われています(最終的には決着して国を譲るわけですが)。
また、「国譲り」とは違いますが、旧暦の10月10日に日本全国の神々が出雲大社へ赴く際、最初にやってくるのが、 この稲佐の浜だとも言われており、なかなか神聖な場所であることが伺えます。


日御碕神社

ひのみさきじんじゃ、と読みます。出雲大社や稲佐の浜よりもさらに先にあるイメージで、車で海岸線沿いを ゆる〜りと走って行きました。余談だけど、くねくねした坂道って、MT車だと走るの大変ですね。ギアチェンジと クラッチの操作とか(そこが面白いのではあるんですが、それはそれ)。

ここは「夜をおさめる神社」と言われています。夜に対して昼は、かの有名な「伊勢神宮」です。
この神社には日沈の宮と神の宮という2つの社があり、日沈の宮では天照大神、神の宮では素盞嗚尊を祀っています。 写真は、神の宮を見上げる写真と、日沈の宮を高いところからみた写真ですね。
ここで気になったのは、日沈の宮と神の宮の屋根に付いている千木の形です。一言でいうと「逆千木」になっているんですね。つまり、 天照大神(女性の神)を祀る日沈の宮が男千木、素盞嗚尊(男性の神)を祀る神の宮が女千木になっているんです。
出雲大社の本殿は、大国主命(男性)を祀っているので男千木だったんですが、、、これはなかなか興味深いですね。
ちなみに理由はわかりません。ゴメンナサイ。。。

おわりに

というわけで、出雲旅行のお話はここまでです。とくに日本神話については結構知れたんじゃないかと思ってます。
実は「因幡の素兎」とか「八岐大蛇退治」とか、周辺の神話の結構事前調査してたんですけどね。今回は発揮できずでした。
あとはまあ、友達とこうして旅ができたのは純粋に楽しかったですね。夜はホテルの部屋で、友達のタブレットを使って アニメをみたりしました。出雲まで来て何してんだって感じですが、そこはブレない私たちってなもんです。。。
またこういう旅行、したいな〜〜〜。