C98

10月になっちゃいましたが、C98レポート書きます。。。
いやね、仕事とか引っ越しとか、諸々が重なって書くタイミングがなかったんですよね。ようやくそのタイミングが巡ってきたって感じ?
...いや、仮にも管理人なので反省はします。こういうのはちゃんと続けていくことが大事なので。

というわけで、C98レポート書いてくよ。
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今回はGW開催!

おそらくC98は自分の中でも特別なコミケになったのではないかと思うので、C98開催からその後の経緯などを書き留めておこうと思う。
戦利品はそのあとに晒すので、少し待ってください。

C98は元々、2020年夏季東京五輪が行われる影響もあって、開催日程が例年と異なっていた。
C98はいわゆる「夏コミ」に相当するナンバリングなのだが、コミケ会場となる東京ビッグサイトが、東京五輪のデータセンター?的な設備として利用されることが決定していたため、 例年の開催日程である「8月中旬」、ちょうど夏のお盆のあたりでの開催が難しかった。
夏コミはスキップされるのか、それとも時期をずらして開催するのか、初めはオタクたちの間で憶測が飛び交っていたが、コミケ準備会から正式に「開催日をずらして開催する」旨が告知された。 そのずらした日付が、「2020 5/2〜5/5」、ちょうど2020年のGWであった(ちなみに例年ではGWにはcomic1が開催されている)。

危機、襲来

「さすが準備会、GWが楽しみだ」
最初は自分もそう思っていた。冬コミからあまり期間がないから、絵師さんをはじめとするクリエイターの方々は忙しくなるんだろうな、なんて考えたりもしながら過ごしていたが、2020年2月あたりから、 雲行きが怪しくなってきた。そう、のちに世界を混沌と絶望のどん底に叩き落としたあの「新型コロナウィルス(COVID-19)」の襲来である。

中国の武漢で発生したこのウィルスについて、自分は「まあ日本には打撃はないだろうし、中国国内で制圧されるだろう」ぐらいに考えていた。有り体に言えば楽観視だ。 しかし、現実はそうでなく、自分の認識を改めざるをえなかった。
最初は中国だけで確認されていた感染者が、次第に中国以外の国で確認されるようになり、欧州の国々では感染による深刻な悪影響が出ていた。そしてついに3月に入った頃には 日本でも感染者が確認されるようになり、外出の自粛が呼びかけられるようになってしまった。
生活の中で3密(密集、密閉、密接)になるケースを避けるよう政府から呼びかけられ、外出自粛と併せてみんながなんとか対処していたにも関わらず、感染者は増え続け、 各地の病院では病床不足が起き、院内クラスタなどという負の連鎖まで起きてしまった。こうした深刻な状況は、やはりというべきか、コミケの開催の是非にも波及した。

苦渋の決断、エアコミケの誕生

普段のコミケの様子から、3蜜の回避なんてとても無理なのは明らかだった。かと言って3蜜回避の対策を開催まで残り2ヶ月を切ろうとしているタイミングで講じることができるとも思えない。 仮に講じたところで感染者が出ない保証はない。現に感染者は増えているのだから。
もはやC98開催は絶望的だった。コミケ準備会はなんとかギリギリまで対応を検討してくださったが、最終的には開催中止を発表。東京ビッグサイトに行かない(いけない)夏が決定した。

しかし、クリエイターの方々の中には「中止になっても作品は作ります」「通販します!待っててね」といった声を上げる方もいらっしゃった。また、メロブをはじめとする 同人ショップも通販を中心に「同人誌祭り」を実施し、このご時世でも負けずに盛り上げようという雰囲気を作ってくれた。
結果として、会場にはいけなかったけど、新作をゲットすることはできるという、悲しくも嬉しい展開になった。ビッグサイトではないが、オタクたちが楽しみにしていたC98の同人誌が無事オタクたちの元に着弾する、 まさに「エアコミケ」の誕生である。
いわずもがな、自分もこのエアコミケにおいて新作をゲットしたオタクである。

いつかまたあの場所で

エアコミケという形にはなったが、こうしてC98は幕を閉じた。それから時は10月になり、コロナ発生からもう半年以上が経過するが、相変わらず感染者は出ている。 この混乱はいつ収まるのか、もはや誰にもわからない。そんな先の見えない状況であるがゆえに、C99も開催中止が決まった。これにより2020年は
「コミックマーケットが開催されなかった1年」
という、極めて不名誉(少なくとも自分にとっては)な烙印が押されることになった。
正直言って、とても寂しい。会場に着いた時に無駄に上がるテンションとか、始発に乗るために日が昇る前に起きるとか、待機列で友達とくっちゃべるとか、サークルへ向かってその場で買う時の興奮とか、 すべてがいい刺激だ。年に2回くらい、こうやって羽目を外したっていいだろう。それが一切絶たれてしまったことはやはりショックである。
だからこそ、いつかまたあの場所へ行くために、おれは負けない。体力だってつけるし、お金だって貯めてやる。オタクの力をなめるなよ

というわけで戦利品

お待たせしました。戦利品晒しです。戦利品と言っても R18的な写真が混ざってます。見たくないという人は開けちゃダメだぞ!
・・・一応そういう写真にはモザイクを入れてますよ?

終わり

ではでは、今回はこれでおしまいでーす。

ほんとならいつも食べてるケバブを載せたいところだったけど、今回はその代わりに、買ったけど使われることのなかったC98カタログ冊子を載せるよ。
リストバンドとか宝の地図とか、本当ならクシャクシャになるまで使われる予定だったのに、いまだに冊子の中で綺麗に折りたたまれてますよ。いつかこれが 「あの時はあんなだったね」と言う感じで良き思い出話になると願って・・・